沈下修正
沈下修正とは
沈下によって傾いた建物を安全に水平に戻すための工事
「沈下修正」とは、地盤沈下によって傾いてしまった建物を、本来の水平な状態へと復元するための工事を指します。
地震や豪雨、洪水といった自然災害によって地盤が不均等に沈むと、その影響で建物自体も沈下や傾斜が発生し、建物の安全性や耐久性が損なわれるリスクがあります。
沈下修正工事を行う際には、沈下の発生原因を正確に把握した上で、最適な方法を選択することが重要です。
さらに、建物の構造や用途、周囲の状況を十分に考慮しながら進める必要があります。
ここでは、代表的な沈下修正工法について詳しくご紹介します。
グラウトタイラー工法

無公害で安全性の高いグラウト材を、コンクリートスラブや基礎の直下に注入することで、建物の傾きを修正・復旧する工法です。
- 工事の目的
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- 傾斜復旧
- 地盤強化
- 空洞充填
- 施工対象
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- 木造戸建
- RC構造物
- ALC構造物
- コンクリートスラブ 等
- 費用
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- 一軒家350万~
(※条件によって異なります)
- 一軒家350万~
アンダーピーニング工法

鋼管杭を支持層まで圧入し、ジャッキを使って建物の傾きを修正・復元する工法です。
- 工事の目的
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- 傾斜復旧
- 施工対象
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- 木造戸建
- RC構造物
- ALC構造物
- 軽量鉄骨構造
- 費用
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- 一軒家450万~
(※条件によって異なります)
- 一軒家450万~
耐圧版工法

支持地盤に耐圧版を設置し、ジャッキを使って建物の傾きを持ち上げて修正する工法です。
- 工事の目的
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- 傾斜復旧
- 施工対象
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- 木造戸建
- RC構造物
- ALC構造物
- 軽量鉄骨構造
- 費用
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- 一軒家350万~
(※条件によって異なります)
- 一軒家350万~
土台揚げ工法

基礎部分の傾きは維持したまま、土台から上部の構造物をジャッキで持ち上げて傾きを修正する工法です。
- 工事の目的
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- 傾斜復旧
- 施工対象
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- 木造戸建
- 軽量鉄骨構造
- 費用
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- 一軒家200万~
(※条件によって異なります)
- 一軒家200万~