エコジオ工法

エコジオ工法とは

エコジオ工法のイメージ図

砕石だけを使う、
環境に優しい地盤改良技術です

セメントや化学薬剤を使用せず、天然砕石を柱状に締め固めることで、地盤の強度を高めます。
環境貢献はもちろんのこと、皆様の大切な資産である土地の価値を守ることができ、さらに工事費用の削減も可能です。

エコジオ工法は荷重が先端へ集中しない図
従来の工法は荷重が先端に集中する図

エコジオ工法の用途

地盤補強・沈下抑制
地盤に建物を支える力が無い場合、あるいは後に沈下が発生する恐れがある場合に支持力補強、沈下抑制を目的にした地盤改良を行います。
液状化対策
砕石を用いて地中へ間隙水の逃げ道を設けることで、地震時に生じる過剰間隙水圧の消散速度を速め、液状化の発生を抑制します。
盛り土の排水対策
地下水を多く含む盛土に、砕石補強体を連壁状にすることで地下水を集め、横ボーリングにより盛土外へ排水することで地下水の低下を図ることが可能です。

エコジオ工法が選ばれる理由

砕石だけを使用するエコジオ工法は、土地の価値への影響が最小限
エコジオ工法の材料は自然素材のみ。
環境貢献はもちろんのこと、皆様の大切な資産である土地の価値を守ることができるため、住宅の地盤改良で最も多くご採用頂いています。
従来工法の固形杭より設計長が短いため、工事コストの低減が可能
「砕石補強体」で受け止めた重さは地中で分散されるため、先端には強固な地盤を必要とせず、多くの場合、一般的な固形杭よりも設計長が短くなります。そのため、地盤条件によっては、他工法と比べ、全体工事価格を低減できる場合があります。
地中に人工物を残さず、廃棄物ゼロ・残土ゼロ
エコジオ工法(標準タイプ)なら、施工時に廃棄物(セメントの空袋、切断した鋼管)が発生せず、地中に人工物を残しません。
養生期間が不要なため、施工が迅速
養生期間が不要なため、施工が迅速に進みます。さらに、工事完了時に品質管理も同時に完了するため、事後試験やテストピースの強度確認、平板載荷試験などが不要です。
業界初「EGケーシング」が、穴の崩壊を防止
エコジオ工法は、独自開発のEGケーシング(特許取得済)を使ってこれを防止することに成功。
地下水のある軟弱な地盤でも、掘削した穴を崩さず、品質の安定した砕石抗をつくることができます。
国内のすべての大手地盤保証会社から保証を受けることが可能
万が一の沈下事故のために、地盤保証は重要です。
エコジオ工法は、国内のすべての大手地盤保証会社から保証を受けることができます。

エコジオ工法の施工について

エコジオ工法の施工は、 振動・騒音が少なく、有害な粉じんも発生しません

ケーシングという鉄の筒を地中へ押し込み、砕石を締固めながら、ケーシングを引き抜きます。
この方法で、穴が崩れず、設計通りに砕石を強く詰め込むことができます。

  1. 位置セット
  2. 掘削
  3. 掘削完了
  4. 砕石締め固め
  5. 完了
特徴
  • 低振動かつ低騒音
  • 狭小地でも施工可能
  • 必要機材は2台のみ
  • スピーディーな施工が可能
  • 施工管理の最適化

公的認定・特許

  • 建築技術性能証明を取得

    エコジオは、(財)日本建築総合試験所より、「建築技術性能証明」を取得しており、その性能が証明されています。GBRC性能証明 第09-31号 改5更

    建築技術性能証明

    証明内容の概要はこちら

  • 国土交通省「NETIS」に登録

    エコジオは「国土交通省新技術情報提供システムNETIS」に登録されています。公共工事への利用も可能です。CB-170031-A

    NETIS

    国土交通省「NETIS」サイト

  • 三重大学と共同で特許を取得

    EGケーシング側面から砕石を投入する技術など、7件の特許を登録しています。登録番号:特許第4445033号 etc

    三重大学と共同で特許を取得

エコジオ工法について
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